FL関数の無い6段MISTY1の攻撃について
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概要
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MISTY1はFO関数3段以上で構成されている時、線形解読法と差分解読法に対して証明可能安全性を持つブロック暗号である。本研究では、FO関数の高階差分解読法に対する強度評価を行い、平文固定値と拡大鍵の値によらず7階差分値が定数となることを発見した。この性質を用いて6段のFO関数構成に対する攻撃の可能性を考察し、その結果2^<12>個の選択平文組と2^<93>回のFO関数計算があれば攻撃可能であると見積もった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-07-18
著者
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