エコー拡散透かし手法における音質と埋め込み容量に関する検討
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概要
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電子透かし方法として,エコーハイディング,スペクトラム拡散,マスキング,位相変調などの手法が提案されてきた.そのうち,エコーハイディングは多くの利点がある反面,攻撃者にとって検出が容易であるという欠点がある.我々は,この欠点を改善するためにPN系列を用いてエコーを時間軸で拡散させ,情報を埋め込む方法を提案した.本報告では,エコー拡散手法の検出過程で用いるDFTの窓長と検出性能の関係から,本手法における埋め込み容量とリサンプリングや圧縮などの信号処理に対する耐性について検討を行う.また,一般に透かし情報を埋め込むことによって音質が劣化してしまうことから,エコー拡散手法による音質の劣化についても聴取実験を通して検討を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-07-18
著者
-
西村 竜一
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルメディア研究センター
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高 秉燮
東北大・通研
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高 秉燮
東北大学,電気通信研究所
-
西村 竜一
大学院情報科学研究科
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鈴木 陽一
東北大学,電気通信研究所
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