事例を用いた探索効率化学習
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概要
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筆者らは悪構造問題にとける最適化と知識獲得を統合化したシステムとしてCABINS(CAse-Based Intelligent Scheduler)を開発した。CABINSでは,ユーザによる最適化のための解修正過程が、修正対象の文脈情報と共に事例として獲得される。CABINSによる自動的な反復修正過程において、蓄えられた事例は修正方法の決定と修正結果の評価に用いられる。本論文では強力なドメインモデルを持たない問題に関して、過去の失敗事例を用いて最適化プロセスを効率化する手法を提案し、その有効性を典型的な悪構造問題であるジョブショップスケジューリング問題を用いた実験により示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-05-24
著者
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