インターネットによる要介護者・ホームヘルパー支援システム

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1. 目的在宅の高齢者や心身障害者の介護支援は保健施設, 病院あるいは民間介護会社から派遣されるホームヘルパーにより行われている. ホームヘルパーが行う介護支援内容および訪問日時等のスケジュールは, 要介護者または要支援者(以下要介護者とする. )の依頼に基づきケアマネージャーが1ヵ月単位で決めているが, 要介護者の日々の心身状態により, スケジュールの変更が余儀なくされている. 訪問前日までの要介護者によるスケジュール変更は, 決められた時間内に事務所へ電話することで対応可能であるが, ケアマネージャーによるスケジュール変更およびホームヘルパーへの連絡等の業務が発生する. さらに, 緊急の訪問依頼および訪問直前の時間変更, 介護支援内容の変更あるいは購入依頼等には対応できない場合があり, 効率的な介護を行えない問題がある. 現在, ホームヘルパーの介護報告書やケアマネージャーによるスケジュールの作成および管理を可能にするホームヘルパー支援システム1〜5)が種々開発されているが, これらのシステムはホームヘルパーと事務所(ケアマネージャー)に対するシステムであり, 要介護者からの依頼に直接対応することができない.
日本医療機器学会の論文
2004-12-01

インターネットによる要介護者・ホームヘルパー支援システム

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