スギ・ヒノキ科花粉症患者セルフケアの実態 : アンケート調査より
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概要
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スギ・ヒノキ科花粉症に対し,メディカルケアとともにセルフケアが重要とされている.2003年から当院でも花粉観測を開始し,地域住民に情報提供を始めた.住民のセルフケアの実態をアンケートにて検討した.スギ花粉飛散開始は2月17日であったが,それ以前に34.6%の患者が受診していた.受診患者の抗原検索率は45.5%であった.84.8%のものが花粉情報を利用しており,セルフケア実施率は41.4%であった.女性の方が花粉情報利用率,セルフケア実施率が高かった.また,花粉飛散開始前受診患者・抗原検索を行ったことがあるもの・花粉情報を利用するものはセルフケアの実施率が高かった.今後,花粉情報の活用・正しい診断とセルフケア実施に対して,患者教育が重要と思われた.
- 日本アレルギー学会の論文
- 2004-07-30
著者
-
荻野 敏
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
-
荻野 敏
大阪大学医学部保健学科
-
有本 啓恵
NPO大阪アレルギー・健康支援機構(OHCASS)
-
佐野 由紀子
佐野耳鼻咽喉科
-
片田 圭宣
国立病院機構大阪南医療センターアレルギー科
-
東 直人
国立大阪南医療センターアレルギー科:兵庫医科大学内科学リウマチ・膠原病科
-
荻野 敏
大阪警察病院
-
有本 啓恵
国立夫阪南病院耳鼻咽喉科
-
東 直人
国立夫阪南病院アレルギー科
-
片田 圭宣
国立夫阪南病院アレルギー科
-
荻野 敏
大阪大学大学院医学系研究科保健学
-
荻野 敏
大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻
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