火花点火機関における燃焼のサイクル変動と熱発生遅れ期間の関係
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概要
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火花点火機関における燃焼のサイクル変動を解明するため, 通常燃焼と急速燃焼(2点点火)の二つの燃焼方式, ガソリンとプロパンの二つの燃料を用いた広範囲の実験を行い, 圧力測定値を大形電子計算機を用いて解析した. その結果, 燃焼のサイクル変動は空燃比のサイクルごとの変動に強く依存していること, また点火から熱発生開始までの熱発生遅れ期間が短くその分散が小さいほど燃焼のサイクル変動が小さいことがわかった.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1981-05-25
著者
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