高出力内燃機関の主運動系における流体潤滑軸受の最適構造化の研究 : 第1報, コンロッド大端部軸受の油膜厚さを最小にする運転条件とその油膜挙動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This analysis aims to determine the severest engine operating condition for deterioration of oil film lubrication around the crankpin journal, and to clarify the reason why minimum oil film thickness (M. O. F. T.) occurs during engine operation. As a result, that operating condition is experimentally found to raise the surface temperature of the crankpin at 7400 rpm and no/load or deceleration. According to the narrow bearing theory for dynamic loading, a decrease in M. O. F. T. is caused by the following factors: the first is a deformation of the connecting rod and crankshaft, the second is an increase in oil temperature and the third is an increase in the weight of reciprocating moving parts.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1990-12-25
著者
-
後藤 隆治
日産自動車(株)総合研究所
-
後藤 隆治
日産自動車(株)総合研究所動力機構研究所
-
浜井 九五
日産自動車(株)中央研究所
-
桝田 剛司
日産自動車(株)技術開発センター
-
浜井 九五
日産自動車(株)総合研究所
-
後藤 隆治
日産自動車 動力環境研
関連論文
- 軸受ハウジング変形を考慮し軸受油量に着目したクランクピン温度予測に関する研究
- ギャップセンサをもつ回転ピストンによる実働中のシリンダボア変形の測定
- エンジン
- 火花点火機関の燃焼安定化に及ぼす火花放電特性の影響 : 第4報,燃焼のサイクル変動の研究
- 火花放電時間と燃焼の安定性 (自動車の基礎技術)
- 火花点火機関における燃焼のサイクル変動の研究 : 第3報,連続サイクル・ガスサンプリング法による解析
- 火花点火機関における燃焼の安定化要因に関する研究 : 第2報, 燃焼のサイクル変動の研究
- 火花点火機関における燃焼のサイクル変動と熱発生遅れ期間の関係
- ガソリンエンジンにおける燃焼のサイクル変動の要因に関する研究
- 高出力内燃機関の主運動系における流体潤滑軸受の最適構造化の研究 : 第2報, コンロッド大端部の油膜圧力分布の計測法の開発とその考察
- 高出力内燃機関の主運動系における流体潤滑軸受の最適構造化の研究 : 第1報, コンロッド大端部軸受の油膜厚さを最小にする運転条件とその油膜挙動
- ガソリン機関の熱発生遅れ期間のサイクル変動低減による燃焼の安定化に関する研究
- エンジン開発におけるトライボロジ分野でのコンピュ-タ利用