火花点火機関における燃焼のサイクル変動の研究 : 第3報,連続サイクル・ガスサンプリング法による解析
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概要
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希薄混合気燃焼は燃費向上に有効であるが燃焼のサイクル変動も増大する傾向を併せもつ.本研究では燃焼変動の要因を明らかにするため,点火プラグの中心電極にガスサンプリング弁を設け初期燃焼期間中における点火プラグ近傍のCO_2,NO濃度をサイクルごとに計測し,図示平均有効圧力に対応させ相関を調べた.その結果,実用機関の燃焼変動は初期燃焼期間の空燃比のサイクル変動に強く依存することを明らかにできた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1984-11-25
著者
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中川 泰彦
日産自動車(株)中央研究所
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浜井 九五
日産自動車(株)中央研究所
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石塚 隆史
日産自動車(株)中央研究所機関研究所
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中井 明郎児
日産自動車(株)中央研究所機関研究所
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浜井 九五
日産自動車(株)総合研究所
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中川 泰彦
日産自動車(株)
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