有限要素法によるねじ締結体の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文は,複数の接触面を持つ弾性多体問題の有限要素法による解析方法を示し,これをねじ締結体の解析に応用したものである.本研究によって,ピッチ修正およびフランク角修正などの形状修正をほどこしたねじ締結体も通常のねじ締結体と同様に短時間でかつ精度よく解析できるようになった.さらに,従来明らかにされていなかったダブルナットおよびフランジ継手なども解析し,本研究の工業的・工学的有用性を実証した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-12-25
著者
関連論文
- ねじの塑性域締付けシミュレーション--3次元応力分布を考慮した有限要素法解析
- 1163 高圧設備における圧力円筒ねじ端の設計指針の拡大(G03-7 材料力学(7)力学挙動3,21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- フランジ付きボルト・ナットの座面圧分布特性
- ボルト締結における座面圧分布について : 座面の角度偏差が及ぼす影響(機械要素,潤滑,工作,生産管理など)
- 指南車の機構設計と製作
- 力学教育における和算の効用--区分求積法による面積、重心問題の教授法
- 高圧設備におけるねじ構造の荷重分布の解析
- 102 圧力円筒ねじプラグの軸方向荷重集中係数(機械材料・新素材I)
- 軸荷重と内圧を受ける圧力円筒ねじ端の荷重分布の比較
- 衝撃引張りを受けるねじ締結体の挙動 通常ボルトと耐衝撃ボトルとの比較