縁き裂を持つ対称な任意有限板のDugdaleの形塑性域
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
縁き裂を持ち,き裂に関して対称な任意形状の板が任意の対称荷重を受ける場合の,き裂先端に生じるDugdale形塑性域について解析を行った.複素応力関数として半無限長き裂の固有関数進展を用い,合力に基づく境界分割法を用いて展開係数を決定した.数値計算を円板の一様荷重,長方形板の一様荷重,集中引張荷重,台形板の集中引張荷重の問題について行い,塑性域長さ,き裂先端の開口量の結果を図と表にまとめた.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1982-08-25
著者
関連論文
- 近接分布き裂の疲労特性
- 平面問題における屈折き裂の応力拡大除数の計算式
- 任意形状き裂の解析法による疲労き裂進展シミュレーション
- 二重周期配列の傾斜き裂群をもつ無限体の引張り
- 長方形配置および千鳥配置のだ円孔群をもつ無限体の引張り : 最大応力と引張剛性の計算式
- 長方形配置および千鳥配置のき裂群をもつ無限体の面内せん断における応力拡大係数とせん断剛性の計算式
- 三次元き裂問題の高精度新解析法 : 第2報,任意形状の表面・内部き裂を持つ半無限体問題への応用
- 三次元き裂問題の高精度新解析法 : 第1報,解析基礎理論と無限体問題への応用
- 種々の荷重を受ける共線き裂群および平行き裂群 : ある漸近特性と最大応力拡大係数の計算式
- 任意個のー列だ円孔群・き裂群をもつ板の引張り : ある漸近特性と応力の計算式