過大荷重後の疲労き裂伝ぱの遅延現象におよぼす試験片板厚の影響
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概要
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過大荷重後の疲労き裂伝ぱの遅延現象に及ぼす試験片板圧(き裂先端の応力状態)の影響を,80キロ級高張力鋼の板圧を3水準に変えた試験片および過大荷重後に減厚した試験片を用いて調べた.遅延は平面ひずみから平面応力の過渡領域で最小となり,平面ひずみあるいは平面応力が強くなるにつれて急激に増大した.このような遅延挙動に対して表面が主たる寄与をなすのではなく,内部も同程度の寄与をしていることが推測された.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1979-10-25
著者
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