インド大乗仏教における菩薩行の社会的一側面 : 『瑜伽師地論』菩薩地「生品」・「摂受品」における
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概要
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宗教思想書『瑜伽師地論』は5~9世紀のアジアにおける国際的文化交流の重要な一科目であった。そこに見られる宗教思想は輪廻観を前提とした利他主義の一典型を示しているが,世俗的支配者の実践規準をも提示している。There remain some questions about the author of the Yogacarabhumi.But following to the plausibilities of Chinese and Tibetan traditions,it would be possible to say that the principles of the Yogacarabhumi was grounded by the creativity of Maitreya,and the text of it was edited by Asanga.Around c.410 A.D.Dharmakshema brought the Sila-patala of Bodhisattvabhumi newly to Kashmir,and after then he went to a northwest country of China and translated the whole Bodhisattvabhumi.
- 大阪教育大学の論文
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