TiC-Niサーメット内のTiC粒子に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The shape and the size of carbide grains in nickel bonded titanium carbides were studied by metallographical methods to confirm the influences of sintering atmosphere, temperature, and of the amount of metal binder on the nature of carbide grains. The carbide and nickel powders were mixed and ball-milled with methyl alcohol for 25 hours. Thus five titanium-carbide nickel compositions containing 10,20,30,40 and 50 percent Ni by weight were prepared. Besides, another five ones, including 5 percent Ti0_2 were also prepared. Compacts of 12mm φ×10mm were pressed with the presure 1t/cm^2,which were sintered at 1500℃ in a graphite boat in either dry hydrogen or argon, and were quernched into water. The specimens were cut in vertical direction into two halves and polished with diamond paste. From the visual observations of microphotographs the statistical measure of grain size as well as the factor describing the grain shape were worked out. It was found that the size and shape of carbide grains varied with the amount of metal binder, I.e. with the amount of liquid phase existing during the sintering process. Function The specimens containing more than 30 percent Ni showed that the grain sizes was the of the sintering temperature only, being quite inde endent of the composition. Those of less than 20 percent Ni, however, proved that the grain size decreased with decreasing amount of metal binder. In the absence of oxygen the fraction of angular carbide grains increased with the amount of metal binder, while in the presence of oxygen the increase of spheriform grains was observed. The sintering at lower temperature, 1400℃, showed that the grain growth as well as the influences of atmosphere and of the amount of metal binder on the grain size were greatly reduced.
- 社団法人日本セラミックス協会の論文
- 1962-11-01
著者
-
小原 嗣朗
東京理科大・基礎工
-
小原 嗣朗
東大工
-
小原 嗣朗
東京理科大学基礎工学部
-
仁木 栄次
東京大学宇宙航空研究所
-
任木 栄次
東京大学宇宙航空研究所
-
仁木 栄次
東京大学航空研究所
-
小原 嗣郎
東京大学航空研究所
-
立沢 清彦
東京大学航空研究所
-
立沢 清彦
東京大学宇宙航空研究所
関連論文
- Kossel Patternによる結晶方位の決定
- 716 Al_2O_3 および ZrO_2 の破壊靱性の K 依存性(セラミックス : 焼結, 破壊特性, 被覆, 萌芽・境界技術, 日本鉄鋼協会第 114 回(秋季)講演大会)
- 熱間圧延したAl-Mg系合金の再結晶集合組織
- Al-高Mg系合金の圧延・再結晶過程での集合組織の発達
- Al-Si系合金の再結晶集合組織とその形成過程
- Mgを過飽和に固溶したAl-Mg系合金の再結晶集合組織
- Al-Mg系合金の恒温焼鈍過程における再結晶集合組織の発達
- 炉冷または水冷したAl-Mg系合金の冷間圧延集合組織
- Al-高Mg系合金の圧延・再結晶集合組織
- Al-Mg合金の熱間圧延集合組織に及ぼすMg量の影響
- Al-Mg合金の熱間圧延集合組織に及ぼす圧延温度の影響
- Al-Mg合金の熱間圧延集合組織に及ぼすMg量の影響
- アルミニウム基複合材料の製造法
- アルミニウム粉末のせん断付加押出し成形
- アルミニウム合金の摩耗
- 732 Si_3N_4 接合材のせん断及び 4 点曲げ強度と破壊モード(セラミックス, 萌芽・境界技術, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 725 セラミックスの動的破壊靱性評価(セラミックス, 萌芽・境界技術, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 566 計装化シャルピー試験による球状黒鉛鋳鉄 FCD37 の動的破壊靱性評価(レール鋼, 強靱性, 材料, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 786 微視割れの定量評価に基づく Ti 合金の破壊に関する研究(チタン (I) : 疲労, 破壊靱性, 萌芽・境界技術, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
- 695 計装化シャルピー試験による動的破壊靱性評価(破壊, 疲労, 材料, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
- 5052合金板の成形限界曲線
- 3003および3004合金板の成形限界曲線
- 1100アルミニウム板の成形限界曲線
- 1050アルミニウム板の成形限界曲線に対する変形経路および板厚の影響
- 1050アルミニウム板の成形限界曲線におよぼす焼なましの影響
- 1050アルミウム板の形成限界曲線におょぼす前加工の影響
- 1050アルミニウム板の成形限界曲線
- 溶融アルミニウムによる炭素繊維の劣化
- SiC繊維のアルミニウムマトリックスに対する適合性
- SiCコ-ティングをした炭素繊維のアルミニウムマトリックスに対する適合性
- 炭素繊維のTiCコ-ティングとアルミニウムマトリックスに対する適合性
- アルミニウム-グラファイト間のぬれ性および接着強さに対する異種金属の影響
- グラファイト-FRP積層材ノズルの研究(観測ロケット基礎開発研究特集号)
- アルミニウム板材の疲労強さの異方性と集合組織
- グラファイト基耐熱複合材料の研究(2) : グラファイト-タンタル複合材料
- グラファイト基耐熱複合材料の研究(1) : グラファイト-タングステン複合材料
- 航空機用アルミニウム合金の疲労によるクラックの発生と伝ぱ(2)
- 航空機用アルミニウム合金の疲労によるクラックの発生と伝ぱ(1)
- 表面処理アルミニウム板の遠赤外線放射特性
- EBSPによる電解コンデンサ箔用純アルミニュウム熱延板の結晶方位解析
- Al-6%Mg合金の再結晶集合組織におよぼす焼鈍サイクルの影響
- 初期集合組織をもつアルミニウム合金の冷間圧延、再結晶集合組織
- 強圧延した高純度アルミニウムの圧延、再結晶集合組織
- 液相燒結の研究 微小重力下で液相燒結されたW-Ni合金中の固相W粒子の成長挙動
- ディジタルポーラログラフ法の測定制度
- 強い立方体方位初期集合組織をもつ高純度アルミニウムの圧延再結晶集合組織
- Al-9%Mg合金の圧延、再結晶集合組織形成におよぼすせん断帯の影響
- Al-Mg 系合金の再結晶集合組織に及ぼす圧延率の影響
- FRP用繊維の強度について
- 航空宇宙工業における化学・工業化学の役割(工業における化学および工業化学の役割)
- TiC-Niサーメット内のTiC粒子に関する研究
- TiC基サーメットの高温押出しおよび押込みについて
- TiC-Niサーメットの焼結過程の研究
- チタンカーバイド-ニッケルサーメットのホットプレスに関する研究
- 液相焼結に対する重力の影響
- 焼結体の引張り強さと気孔率の関係(III)
- 焼結体の引張り強さと気孔率の関係(II)
- 焼結体の引張り強さと気孔率のの関係(I)
- 焼結鉄の機械的性質および鉄粉の種類の影響
- チタンカーバイド・ニッケルサーメットの定電流電解による金属相の溶出分離法
- チタンカーバイドおよびチタンカーバイドニッケルサーメット中の全炭素と遊離炭素の定量
- 金属粉末の圧縮に関する研究
- 耐熱合金A-286に関する研究
- リン酸の分離法と構造
- くり返し変態による鉄粉の焼結の促進