アルミニウム板材の疲労強さの異方性と集合組織
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
3種類の異なった材質,すなわち,硬質(H材),半硬質(1/2H材),性質(O材),のアルミニウム板材の疲労特性について研究を行った.疲労試験は,平板試験行を用い,行振り特定で行った.試験行は,板材の圧延方向,横方沈 45°方向の3つの方向にそぞれれ平行になるように切出した.板材の極点図は,X線ディフラクトメーターによって決定した.硬質打と半硬質材の場合は,横方向の試験片の疲労強さか最も強かったが,性資材の場合は45°方向の試験片が最も強かった.観察された疲労強さの差は,板材の集合組織と開運があった.金屑の板材の疲労作比の異方性は,その集合組織の活動辷り系の挙動によって説明できることを明らかにした.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
著者
-
小原 嗣朗
東京大学工学部境界領域研究施設
-
小原 嗣朗
東京理科大・基礎工
-
小原 嗣朗
東大工
-
小原 嗣朗
東京理科大学基礎工学部
-
武藤 範雄
東京大学宇宙航空研究所
-
小原 嗣郎
東京大学宇宙航空研究所
関連論文
- 銅のせん断帯の再結晶挙動(変形組織と再結晶/結晶粒界)(再結晶・粒成長)
- 討 32 銅のせん断帯と再結晶粒の方位(V 粒界・再結晶, 第 107 回 講演大会討論会講演概要)
- Kossel Patternによる結晶方位の決定
- AE波形の逆たたみ込み積分による微視割れモーメントテンソルの導出
- 793 二重溶体化した Ti-6Al-4V 合金における微視割れの生成メカニズムとマイクロクラックタフニング(チタン : 熱延, 熱間加工, 破壊靱性, 萌芽・境界技術, 日本鉄鋼協会第 114 回(秋季)講演大会)
- 716 Al_2O_3 および ZrO_2 の破壊靱性の K 依存性(セラミックス : 焼結, 破壊特性, 被覆, 萌芽・境界技術, 日本鉄鋼協会第 114 回(秋季)講演大会)
- 熱間圧延したAl-Mg系合金の再結晶集合組織
- Al-高Mg系合金の圧延・再結晶過程での集合組織の発達
- Al-Si系合金の再結晶集合組織とその形成過程
- Mgを過飽和に固溶したAl-Mg系合金の再結晶集合組織