発塵抑制固化材を用いた固化処理土の油脂溶出特性(<特集>地盤改良)
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概要
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For shallow soil improvement, most of the hardening materials used are powders, and a lot of the powder is air/windborne and flies everywhere, which is called "dust".Recently, the flying dust has become a serious problem at sites near residential areas and for workers' health.The purpose of this study is to further the development of "dustless hardening materials"that contain small amounts of oil.As a result of study up to now, it has been found that the dustless hardening meterial is successful for the reduction of the amount of dust produced, and for the strength of the treated soil.In this paper, the amount of oil eluted from treated soil is investigated with the three types of tests in order to confirm no influence of the oil on circumferential environment.As a result, in the case of sandy soil treated, a thin loose layer is observed near the surface of specimens with small compaction energy.Then, the amount of oil eluted from treated soil is about 3.5mg/l.In the case of sandy soil treated for high strength and clayey soil treated, the amount of oil eluted is very little because there is no loose layer even with small compaction energy.It has been found that the amount of oil eluted from treated soil is extremely little in comparison with the specification limit(15mg/l)of the environmental standard.Therefore, the new dustless hardening material can be applied increasingly to a lot of construction sites in order to secure the environmental conditions.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 2000-01-15
著者
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澤 孝平
明石工業高等専門学校都市システム工学科
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友久 誠司
明石工業高等専門学校都市システム工学科
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澤 孝平
(協)関西地盤環境研究センター
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澤 孝平
明石工業高等専門学校
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友久 誠司
明石工業高等専門学校
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寺岡 由佳
神戸大学大学院自然科学研究科建設学専攻
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