ラムスデライト類似構造三チタン酸リチウムの合成と熱膨張
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概要
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A conpound with an ideal formula, Li2Ti307, which had a ramsdenite type structure (hereinafter referred to as R phase) was synthesized by using the melt quenching method and the solid phase reaction method in the composition range of 72 to 76 mol% Ti0_2 to confirm the effectiveness of the melt quenching method. The composition range depended on the syll thesis temperature. The R phase was confirmed to ex ist as a solid solution with the general formula ex pressed as Li_xTi_<4-x/4>O_8(2.3≦x≦2.4 at 1150℃. The phase change of the R phasd occurred as R→H (hex agonal phase)→Li_4Ti_5O_<12> (S phase) + TiO_2 (rutile:r)→R with increasing temperature, and the H phase forming region previously reported in literature coin cided with that of the R phase. Moreover, possibility of the existence of stoichiometric Li_2Ti_3O_7 as a stable phase at room temperature was indicated.
- 社団法人日本セラミックス協会の論文
- 1994-06-01
著者
-
清水 紀夫
千葉工業大学工学部
-
清水 紀夫
千葉工業大学 工学部
-
清水 紀夫
千葉工業大学工学部生命環境科学科
-
五十嵐 香
千葉工業大学工学部工業化学科
-
清水 紀夫
千葉工大
-
五十嵐 香
千葉工大
-
坪根 大輔
千葉工業大学工業化学科
-
細田 貴雄
千葉工業大学工業化学科
-
五十嵐 香
千葉大 工
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