母児間における血中エストリオールに関する研究
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概要
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妊娠時 estriol(Et)の代謝は, 胎児胎盤系(feto-Placental unit)で行われ, その機能は母体尿中Et値にある程度反映されると言われている.しかし胎児胎盤系における血中Et値を測定した報告は少ない.著者と共同研究者鈴木は Wotiz 法を改良し血清よりEtを抽出しハロゲン化して el？tron capture detector 付 gas chromatograph を用いて測定する高感度の測定法を考案した.この方法により産婦の母体肘静脈血, 左右子宮静脈血, 臍帯動・静脈血中の総Etを測定した.また低体重児, 無脳児の場合の血中Et値を満期産成熟児の場合と比較した.
- 社団法人日本産科婦人科学会の論文
- 1971-12-01
著者
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