大学生における疎外感と価値観との関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to examine the relationship between alienation and the value system. Alienation Scale developed by Miyashita and Kobayashi, and twenty-six items measuring the value system were administered to 258 university students. The main findings were as follows : (1) The items measuring the value system were analyzed and extracted three factors, that is, the intention for human environment, for matter and machine, and for interpersonal relationship ; (2) Correlations were performed between alienation and those three factors, and gave the following results : (a) Alienation had a significant positive correlation with the intention for matter and machine, and negative correlations with the intention for human environment and for interpersonal relationship ; (b) Alienation had a significant negative correlation with Ss' cognition of social system's accounting for much of the intention for interpersonal relationship ; and (c) Alienation had a significant positive correlation with self-social cognition discrepancy of the intention for interpersonal relationship. These results almost supported the hypotheses.
- 1994-06-30
著者
関連論文
- 親の養育態度と児童の生活技能,勤勉性との関連(エリクソン再考-第IV段階から第V段階への移行をめぐって-)
- アイデンティティ(エリクソン理論)の本質を探る : その内容と方法論
- エリクソン再考 : 第IV段階から第V段階への移行をめぐって(自主シンポジウムB8)
- 伝記分析(エリクソンの心理-歴史的接近法)への期待と応用可能性(自主シンポジウムC7)
- PA73 中核葛藤関係テーマ(CCRT)法におけるスタンダード・カテゴリー改訂版の作成について(III)
- 現代青年の新人類度に関する研究 (4)
- 現代青年の新人類度に関する研究 (3)
- 現代青年の新人類度に関する研究 (2)
- 父親の協力的関わりと子どもの共感性および父親の自我同一性--家族機能も含めた検討
- コフートの自己心理学に基づく自己愛的脆弱性尺度の作成
- 対人恐怖傾向の要因としての自己愛的脆弱性,自己不一致,自尊感情の関連性
- 1 現代社会における子どもの「自己」の発達 : 教育心理学的な支援のあり方をめぐって(準備委員会企画シンポジウム)
- 青年の悩みにおける秘匿と告白(I.教育科学系)
- 青年におけるナルシシズム(自己愛)的傾向と親の養育態度・家庭の雰囲気との関係
- 疎外感に関する測定及び人格心理学的研究の概観
- 大学生における疎外感と価値観との関係
- 現代青年の新人類度に関する研究 : 高校生を中心として
- 「性行動」に対する中学生・高校生・養護教諭の意識の差異及び「日常生活」の意識との関係
- 子どものアタッチメント安定性と夫婦関係との関連 : 父子接触時間の長い家庭と短い家庭での相違(I.教育科学系)
- 父親の協力的関わりと家族成員の適応--母親役割・妻役割達成感,子どもの攻撃性,父親のストレス・コーピングとの関係
- 母親の養育行動に及ぼす要因の検討 : 父親の協力的関わりに基づく夫婦関係,母親のストレスを中心にして(I.教育科学系)
- 「父親の協力」に対する夫婦間の認識のずれと夫婦関係及び家族成員の適応とその関連(I.教育科学系,研究紀要50周年記念誌)
- 青年のアイデンティティを捉えるための新たな方法論の追求 : 人格的活力(virtue, basic strength)の視点から(I.教育科学系,研究紀要50周年記念誌)
- 父親と家族 : 夫婦関係に基づく妻の精神的ストレス,幼児の社会性の発達及び夫自身の成長発達
- 父親との協力的関わりと母親のストレス,子どもの社会性発達および父親の成長
- 青少年の感情と向き合うことの重要性
- アイデンティティの研究法としての Marcia 法の長所と現在の問題点
- アイデンティティ研究の方法論的検討 : それぞれの研究法の有効性と限界
- 青年心理学の研究法としての伝記資料利用(伝記研究法)の意義 : 大野論文に対する若干の意見
- 家族システムの中の父親の役割(II) : 父親の協力と自己の成長発達との関係
- 家族システムの中の父親の役割(I) : 父親の協力と母親の精神的ストレスおよび児童の社会性の発達との関係
- 青年の異性関係(恋愛)と心の成長
- 青年期の無気力 : 高校生・大学生を対象とする無気力尺度の開発
- Marcia法をめぐる問題点と今後の課題
- 大学生の独自***求の類型化に関する研究
- 309 児童期から青年期に至る適応の変化に関する研究(自己受容・自我同一性,発達19,口頭発表)
- Rasmussenの自我同一性尺度の日本語版の検討
- 527 青年期「疎外感」に関する研究(7) : 疎外感の受容と精神的健康(適応)との関係(アイデンティティ,人格3,口頭発表)
- 「中・高生の性行動」に対する大学生の見方
- 803 大学における教育心理学の授業効果(VI) : 14人の教授者による受講前・後のイメージ変化(教員養成,教授過程1)
- 802 大学における教育心理学の授業効果(V) : 教育心理と教育原理のイメージ差(教員養成,教授過程1)