抗癌剤中止後に機能回復が認められた脳血管障害の1例
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概要
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We experienced a case of 61 years old woman who showed delay of functional recovery after onset of CVA, which could be considered to becaused by side effect of carcinostatic. She had had gastric cancer at the age of 58, and then gastrotomy had been done. After operation she was taking dose of carcinostatic; tegafur-uracil. When she was 61 years old, she was attacked by CVA and noticed severe left hemiplegia. Two months after the onset of this CVA attack, she admitted to our hospital for rehabilitation. Six months after the onset, her upper and lower extremities had no voluntary movement with flaccid muscle tones, and she could not walk. Then we suspected that this abnormal course we redue to side effect of carcinostatic, and we decided to stop using it. One month after the stoppage, voluntary movement in the affected side was appeared, after four months she became to be able to walk by herself with ankle foot orthosis and quad cane. We presumed that the mechanism of this abnormal course was caused by neurotoxic action, antimetabolic mechanism worked to damaged area, undernourishment secondary influenced, or the natural course started by accidentally.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1999-02-18
著者
-
小川 真司
日本医科大学千葉北総病院リハビリテーション科
-
千野 直一
慶應義塾大学病院リハビリテーション科
-
赤星 和人
市川市リハビリテーション病院リハビリテーション科
-
赤星 和人
国立療養所村山病院
-
藤原 俊之
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
-
原 行弘
日本医科大学千葉北総病院リハビリテーション科
-
千野 直一
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
-
小川 真司
国立療養所西多賀病院整形外科
-
藤原 俊之
国立療養所東埼玉病院
-
原 行弘
国立療養所村山病院
-
赤星 和人
市川市リハビリテーション病院
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