シュンギクの葉片培養における不定芽および胚様体の形成
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概要
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シュンギク実生の本葉を0.1mg・liter^<-1> BA+0.1mg・liter^<-1> NAAまたは0.1mg・liter^<-1> BA+1mg・liter^<-1> NAAを含むMS培地で培養した.0.1mg・liter^<-1> BA+0.1mg・liter^<-1> NAAの存在下では, 主に不定芽が葉の切り口近傍に6-9日後に形成された.一方, 0.1mg・liter^<-1> BA+1mg・liter^<-1> NAAの存在下では, 主に胚様体が切り口近傍や主脈上の種々の部位に9-12日後に形成された.胚様体には子葉と胚軸状の組織があったが, 明瞭な根の組織はみられなかった.組織学的観察の結果, これらの不定芽と胚様体は表皮および表皮下の組織から直接形成されたもので, カルス起源ではないことが示された.
- 園芸学会の論文
- 1999-01-15
著者
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