品種, 施肥量および播種密度がソバの倒伏発生に及ぼす影響
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概要
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生育初期の低温による草丈の伸長抑制と開花期間中の高温・少雨により, 一般栽培圃場では倒伏がほとんど発生しなかった2003年度のような気象条件下でも, 生育期間中に条を間引いて畦間を広げる処理によりソバの倒伏発生が助長され, 品種の耐倒伏性評価が可能となった.倒伏の発生には, 品種・系統間差のほかに, なびき倒伏では播種密度の, 主茎の折損では播種密度と施肥量の影響が認められた.今後, 倒伏と関係が深い形質を明らかにし, その品種・系統間差が明瞭になるような検定条件を設定することで, 耐倒伏性の効率的な評価・選抜が可能になると考えられる.
- 日本作物学会の論文
- 2005-03-31
著者
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