大麦育種における系統のうどんこ病抵抗性および穂発芽耐性検定法の改良
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概要
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1.一定範囲の温度に保った冷蔵ショーケースに罹病株および検定目的株を配置することにより,大麦のうどんこ病抵沈性を1系統ずつ正確に検定する方法を確立した。本方法によって,西海皮50,51,52,53,54,56号は抵抗性であり,西海皮49号および55号は罹病性であることを明らかにした。2.二条大麦育成系統の穂発芽耐性を簡易な木枠内において安価に多数系統について検定する装置を試作した。しかし,本装置においても,品種・系統間の穂発芽率の年次間差が大きいので,穂発芽耐性の正確な評価のためには,数年間の検定が必要であると考えられた。
- 日本作物学会の論文
- 1996-05-15
著者
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