硬度計を用いた非醸造用二条オオムギの精麦品質の簡易検定法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
非醸造用二条オオムギの精麦品質の検定法として,硬度計を利用した簡易検定法について検討した。原麦粒硬度と搗清時間,および精麦白度との相関を調査した結果,原麦粒硬度と搗清時間との間には,1%水準で有意な正の相関関係が認められた。ただし,その相関係数値は大きくはないので,硬度計による選抜は育成後期世代では不適当であり,初期世代について,硬質な個体あるいは系統を淘汰するのに有効であると考えられる。
- 日本作物学会の論文
- 1995-05-15
著者
関連論文
- 小麦新品種「ニシノカオリ」の育成
- 小麦新品種「イワイノダイチ」の育成
- 小麦種子の休眠性の検定手法
- 小麦の種子保存と発芽率の関係
- 低ポリフェノール大麦系統の育成と炊飯語の褐変化程度
- 二条大麦新品種「ニシノホシ」の育成
- 小麦の種子休眠に対する種皮の影響
- オオムギの低タンパク質遺伝資源のスクリーニングとタンパク質組成の差異
- 89 秋播型コムギの播種期と出穂特性
- 大麦育種における系統のうどんこ病抵抗性および穂発芽耐性検定法の改良
- 日本国内犬麦育成地の育成系統における精麦白度の評価
- 硬度計を用いた非醸造用二条オオムギの精麦品質の簡易検定法
- 少量搗精法による高白度大麦遺伝資源の検索
- 108 オオムギの早晩性と葉の展開の遺伝的関係
- 大麦の品質研究における時間一定搗精法,歩留一定搗精法および完全搗精法の比較
- ヨーロッパにおける近年の小麦多収高品質に関する育種と研究