上場地域における早期水稲コシヒカリの生育診断 : 第2報 形質と倒伏の関係について
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概要
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上場地域における早期水稲コシヒカリの形質と,倒伏の関係について調査検討した結果,次のようなことを明らかにした。1.倒伏タイプについては,茎葉の過大生育によるものと,稲体の活力低下によるものと2つのタイプが見られた。2茎葉の過大生育による倒伏タイプの場合は,倒伏程度「2」のラインとして現在の技術水準下では,稈長90cm・葉身長の第2葉35cm・第3葉40cm以下・下位節長第3〜5節間30cm以下に抑える必要があった。3.適切数としては,m^2当り2,8〜3.0万粒であり穂数・1種籾数のイメージとして,各400〜420本/m^2・70〜75粒程度と考えられた。
- 日本作物学会の論文
- 1989-12-25
著者
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