ジャガイモ指斑病の発生に及ぼすカルシウムおよびホウ素肥料の影響 : ジャガイモ指斑病の発生に及ぼす施肥の影響(第2報)
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概要
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The development of gangrene of potato (Solanum tuberosum L., cv. Sakurafubuki) caused by Phoma exigua was suppressed with spent flue gas desulfurization absorbent residue (SGDAR) applied to sandy soil (Volcanogenous Regosols) in Hayakita-cho, Hokkaido, Japan. SGDAR consists of gypsum (CaSO_4) and coal ash which contain a large amount of Ca and B, respectively. A field experiment in the above-mentioned area in 1998 showed that application of Ca with gypsum (1.6 Mg Ca ha^<-1>) suppressed the development of gangrene. However, application of B (1.6 kg B ha^<-1>) with both coal ash and fritted trace element fertilizer (FTE) suppress it. Application of SGDAR and gypsum increased the concentration of exchangeable Ca did not in the soil and the concentration of Ca in tuber of potato. These results suggest that Ca eluted from gypsum in SGDAR increased the resistance of the tuber to the infection with the pathogen, P. exigua, in the sandy soil which contains little Ca nutrients. SGDAR and gypsum promoted the growth of the tuber and increased the tuber yield, and coal ash and FTE increased the number of tubers.
- 社団法人日本土壌肥料学会の論文
- 2001-04-05
著者
-
上田 実
農林水産省種苗管理センター胆振農場
-
内藤 繁男
農林水産省北海道農業試験場:(現)北海道大学大学院農学研究科
-
内藤 繁男
北海道農試
-
福田 豊
農林水産省種苗管理センター胆振農場:(現)農林水産省農産園芸局
-
近藤 史
東京農業大学応用生物科学部
-
牛木 純
東京農業大学応用生物科学部
-
牛木 純
北海道大学農学部:(現)東京農業大学農学部
-
牛木 純
東京農業大学応用生物科学部:(現)農林水産省農業研究センター
-
牛木 純
東京農業大学
-
近藤 史
東京農業大学応用生物科学部:(現)京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
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