高分子吸収剤を利用した大豆の簡易発芽試験法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「水田を中心とした土地利用型農業活性化大綱」が決定され, 今後, 大豆の緊急な作付面積拡大に伴い, 種子の確保が問題となっている。大豆は気象変動の影響を受けやすく, 採種年の気象が不良な場合, 翌年には転用種子が使用される事例も多い。転用種子の利用にあたっては, 前もって発芽率を調査することが必要であるが, 砂床やろ紙床を使用する現在の大豆の発芽試験法は, 水分管理が難しく, 手間がかかるのが現状である。そこで, 大豆の発芽率を簡易に調査する方法として, 高分子吸収剤(以下, 吸収剤とする)を利用した発芽試験方法について検討した。
- 日本作物学会の論文
- 2000-07-25
著者
関連論文
- 41 ^Nトレーサーによるイグサの窒素吸収動態
- イグサ苗の損傷, 栽植様式・密度が生育・収量に及ぼす影響
- イグサ品種の量的形質間の相関と経時変化
- 完熟期水稲群落における穂量の違いが分光反射特性に及ぼす影響
- 43 分光反射測定による水稲収量の推定に関する基礎的検討
- 広島県における播種期の違いが大豆の生育, 収量に及ぼす影響
- 高分子吸収剤を利用した大豆の簡易発芽試験法について
- イグサの追肥窒素の吸収量とその動態
- 水稲湛水直播栽培の落水出芽法による除草剤薬害の軽減(21 世紀における中国地域の作物生産)