イグサの追肥窒素の吸収量とその動態
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イグサ栽培における窒素施用量はN成分で40〜60kg/10aと非常に多く, そのうち約90%が5月上旬から6月上旬にかけての短期間に施用される。近年, 施用量は増加傾向にあるが, 必ずしも収量, 品質の向上につながっていると考えられず, むしろ環境負荷の増大と自然生態系への影響が懸念されている。このため, イグサの栄養生理にあわせた環境負荷の少ない低投入, 省力施肥技術の確立が求められているが, これまでイグサの窒素吸収動態は明らかにされていない。そこで, 本研究では^<15>Nトレーサーを用い, イグサ茎の出芽時期と追肥窒素の吸収動態について検討した。
- 日本作物学会の論文
- 1997-07-29
著者
関連論文
- 41 ^Nトレーサーによるイグサの窒素吸収動態
- イグサ苗の損傷, 栽植様式・密度が生育・収量に及ぼす影響
- イグサ品種の量的形質間の相関と経時変化
- 完熟期水稲群落における穂量の違いが分光反射特性に及ぼす影響
- 43 分光反射測定による水稲収量の推定に関する基礎的検討
- 広島県における播種期の違いが大豆の生育, 収量に及ぼす影響
- 高分子吸収剤を利用した大豆の簡易発芽試験法について
- イグサの追肥窒素の吸収量とその動態