DNAマーカーを用いた水稲「岩南23号」の穂いもち圃場抵抗性に関する解析
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概要
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穂いもち抵抗性に優れる水稲品種の育成は,水稲の安定多収と環境保全型農業を実現するうえでも重要である.現在中間母本として活用している「岩南23号」は穂いもち圃場抵抗性に優れ,その強度は「強」である.第1図の来歴および特性調査の結果からインド型品種由来の穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1を持つと考えられていたが,これまで明らかではなかった.そこで,Pb1と密接な連鎖をするDNAマーカーRM206(第2図)で解析を行い,「岩南23号」のPb1について検討した.
- 日本作物学会の論文
- 2004-12-27
著者
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