カンキツ褐斑病菌, Alternaria citri の生産する宿主選択的毒素 ACTG-toxin の新微量成分と新規セスキテルペンの構造
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概要
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柑橘類の一品種であるDancy tangerineとmandarinの褐斑病の病原菌, Alternaria citriの生産する宿主選択的毒素の微量成分としてACTG-toxin G, Hを単離し, NMR, HR-MS等を用いその化学構造はそれぞれACTG-toxin A, Fのanhydro-体であることを明らかにした.また新規セスキテルペンを単離し, NMR, MS, CD等を用いて, 絶対構造を含め, その構造はsporogen AO-1のカルボニル基が還元された新規セスキテルペン, dihydrosporogen AO-1であることを明らかにした.
- 日本農薬学会の論文
- 1989-05-20
著者
-
鈴木 義勝
理研
-
竹内 節男
理研
-
河野 芳樹
茨城大農
-
鈴木 義勝
The Institute of Physical and Chemical Research
-
竹内 節男
The Institute of Physical and Chemical Research
-
近藤 英昭
Taisho Pharmaceutical Co.
-
河野 芳樹
The Institute of Physical and Chemical Research
-
GARDNER J.
The Citrus Research and Education Center, University of Florida
-
Gardner J.
The Citrus Research And Education Center Univ. Of Florida:(present Office)crop Science Lab. Allied-s
-
Gardner J.
The Citrus Research And Education Center University Of Florida:(present Address)dept. Of Biological
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