耐熱合金 Timken 16-25-6 に関する研究 (III) : 焼戻における諸変化および析出物について
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概要
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Change of the properties during tempering (0°∿1000℃) of the solution-treated (1250℃×1h. W. C.) Timken 16-25-6 alloy were studied by measuremnt of hardness, differential dilatation, specific heat, electric resistance and microstructure. By electron microstructural studies, X ray diffraction analysis and chemical analysis of electrolytically separated residues, the microconstituents of the aged (550°∿900℃) Timken 16-25-6 alloy were studied. The results were summerized as follows : (1) Two stages of contraction, heat evolution and decrease of electric resistance at 500°∿550℃ and 750℃∿1000℃ by the precipitation were observed during tempering of the solution-treated Timken alloy. The temperature range and the amount of changes of the latter was greater than that of the former. It seemed that at least there were two kinds of precipitates at 700°∿1000℃ and the transition temperature of these was at about 825℃. (2) From the dilatation change, it seemed that the precipitate below 600℃ dissolved once, and at above 700℃ another precipitation occured, but the precipitate above 800℃ existed with the precipitate below 800℃. (3) The microconstituents of Timken 16-25-6 alloy were composed of double carbide M_4C;{(Cr, Fe, Ni)_3Mo_1}C below 800℃ and double nitride CrMoNx ; {(Cr, Fe, Ni)_1Mo_1}N_1 as well as double carbide M_6C; {Cr, Fe, Ni)_5Mo_1}C above 800℃. No evidence was found of the formation of sigma phase in this alloy.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1956-12-01
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