部品の信頼性設計とサービス部品管理の研究
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概要
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量産製品において深刻な問題となってきているサービス部品管理問題を論じた.まず任意の生産形態, 製品ライフ特性, 部品寿命特性と製品在存量, サービス部品需要量との関係を定式化したあと, これらの関係を一般的に求めるためのコンピュータプログラムを展開した.次いでこれを用いて製品在存曲線, サービス部品需要曲線がそれぞれどのように挙動するかを調べ, 製品在存曲線はサービス部品管理の立場からは, 主に製品のライフ密度関数の変動係数の大きさの違いによって基本的に3種類に, またサービス部品需要曲線は8種類に分類できることを明らかにした.最後にサービス部品の保持コストの大小, 製品在存曲線の基本的分類, 製品ライフ・部品寿命の予測の難易性をふまえた, サービス部品管理のあり方を考察することから, サービス部品管理を安価で容易にするための部品の信頼性設計について論じた.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1982-02-05
著者
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