フレキシブル生産システムの運用法
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概要
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本論文は, FMS運用問題を定式化したあと, ステーション間の干渉を緩和・除去する方法として5つの方法を想定し, これらがシステムの生産性向上に対してどのように機能するかを解析したものである.高いシステム生産率を得るためには, システムを構成する各ステーションの負荷をできるだけ均一化することがまず肝要であることを示した.次いで, 処理時間の変動に応じた適当容量のバッファを設置することが必要であり, しかる後, 設置できるバッファ容量の状況に応じて, スケジューリングによるシステム生産率の改善を図ることが望まれることを示した.また, ジョブショップタイプFMSでは, 通常のように, 設置できるバッファ容量が制限される場合, システム内の混雑を避けるため, システムに投入する製品の数を規制する「入力の投入規制」がきわめて有効となることを明らかにした.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1982-02-05
著者
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