アメリカにおける産業医学・労働生理学の現状 : 職業性肺疾患を中心に
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概要
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アメリカにおける産業医学・労働生理学への取り組みの現状を, 国立労働安全衛生研究所(NIOSH)とカリフォルニア大学サンフランシスコ校を主体として紹介するとともに, 労働安全衛生に関するアメリカの国家的克服目標であり, またNIOSHが掲げた10の職業性の疾病および傷害のうちの第一目標である職業性肺疾患(石綿肺, 綿肺, 珪肺, 炭鉱夫塵肺, 肺癌, 職業性喘息と過敏症)に関する最近のトピックスを紹介した. さらに肺疾患の病態生理学的研究として, 気道過敏性と肺水腫に焦点をあて, これらの病態での白血球の役割やアラキドン酸カスケードの関与などのトピックスも紹介した.(1986年1月17日 受付)
- 産業医科大学学会の論文
- 1986-06-01
著者
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