ワルファリンによると考えられる薬剤性肝機能障害の一例
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概要
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A 61-year-old woman weighting 57.9 kg was hospitalized with deep vein thrombosis. She received warfarin therapy. At first 2 mg/day of warfarin was administered for five days while from the 6 th day the dose was increased to 3 mg/day. From the 8 th day the dose was increased to 4 mg/day. Although the GOT and GPT value was within the normal range before the warfarin therapy was started, on the 5 th day after the therapy was started the GOT and GPT Ievels were 68 and 61 Iu/1, respectively, while on the 12 th day the GOT and GPT had increased even more (99 and 212). We consider such hepatic evidence to be due to the administration of warfarin and its administration was thus stopped. On the 4 th day after warfarin was stopped the GOT and GPT Ievels decreased to 55 and 128, respectively, and after that it decreased even more. Both the GOT and GPT decreased to the normal range wlthin one month. On the other hand, in order to evaluate an allergy to warfarin, a patch test of warfarin was examined, however, the results of the test was negative. No reports of hepatic failure due to the administration of warfarin could be found on Midline from 1966 to February 1998. These results suggest this case to be a very rare one, however, further study is called for in the future.
- 日本医療薬学会の論文
- 1999-02-10
著者
-
松尾 汎
松尾循環器科クリニック
-
上野 和行
新潟薬科大学薬学部
-
松尾 汎
国立循環器病センター心臓血管内科
-
上野 和行
国立循環器病センター薬剤部
-
高田 充隆
国立循環器病センター薬剤部
-
柴川 雅彦
国立循環器病センター薬剤部
-
松尾 汎
国立病院機構刀根山病院 研究検査科
-
橋本 博史
国立循環器病センター 薬剤部
-
柴川 雅彦
国立循環器病センター 薬剤部
-
平木 精一
国立循環器病センター薬剤部
-
高田 充隆
国立循環器病センター 薬剤部
-
松尾 汎
国立循環器病セ 病院 内科心臓血管部門
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