蛋白質フォールディングの中間体としてのモルテン・グロビュール状態 (<特集>蛋白質,この柔らかいもの : 非天然構造にスポットを当てる : III.非天然状態の構造を探る)
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概要
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At present, there are two contradictory views about the molten globule state as a kinetic intermediate of protein folding. One view demonstrates that it is formed immediately after refolding starts, so that both the formation of secondary structure and the compaction of a protein molecule are very rapid, occurring within several milliseconds. The opposing view demonstrates that the molten globule is formed more slowly with a half time up to several hundred milliseconds, and this process occurs only after formation of secondary structure. These two views are discussed, and the experimental as well as theoretical studies that support each of the two views are described.
- 日本生物物理学会の論文
- 1993-01-25
著者
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