スクミリンゴガイ(Pomacea canaliculata)の摂食活動に対するカルタップおよびベンスルタップの阻害作用
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概要
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The LC_<50> values of cartap and bensultap against the young snail, Pomacea canaliculata were 2.0 ppm and >10 ppm at 48 h, respectively and the feeding of rice plant by the young snails was completely inhibited at a dose of 0.31 ppm for both insecticides. The LC_<50> values of cartap and bensultap against the adult snail were 1.9 ppm and 10ppm at 48h respectively and feeding of rice plant by the adult snails was completely inhibited at a dose of 0.31ppm for cartap and 0.63ppm for bensultap. The feeding inhibitory efficiency of both insecticides was very high. In the submerged application of cartap and bensultap granules (4kg/10a), feeding by the young snails was completely inhibited during 15 days after treatment. In the case of nursery box-treatment with cartap and bensultap granules (60g or 100g/box), feeding by the adult snails was almost completely inhibited during 21 days after transplanting. These results suggest that cartap and bensultap are able to protect the rice plant from feeding by the snails for about 3 weeks in paddy field.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1987-11-25
著者
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