痴呆性老人の在宅介護者の負担感とストレス症状の関係
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概要
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Family caregivers of their demented relatives at home experience psychological and physical stress. We have assumed a theoretical model concerning the relationship between caregivers' burden as cognitive appraisal and their stress as its impact. This model was investigated in a gerontopsychiatric epidemiological survey in Tokyo metropolis including 5,040 randomly selected persons aged 65 years and over residing in the community. Subjects of this study was 63 primary caregivers who were taking care of their demented relatives at the survey. These caregivers consisted of 5 males and 58 females, and the mean age was 59.7 years. The aged persons under care by these caregivers were diagnosed as dementia by psychiatrists. They were composed of 27 males and 36 females, with the mean age of 81.2 years. Three scales were administered to 63 caregivers. The Caregiver's Burden Scale was used in order to assess the burden of caregivers at home multidimensionally. psychological and physical stress symptoms that these caregivers experienced were assessed by the psychological Stress Response Scale and the Physical Response Scale (short version). The findings disclosed that psychological and physical stress symptoms were most likely resulted from three dimensions of burden ; dealing with dementia symptoms, worry about future, and interpersonal difficulties, and that burden as a psychological factor induced physical manifestations as well as psychological symptoms. These results suggest that both psychosomatic and psychological interventions are necessary to decrease caregivers' psychological and physical stress symptoms.
- 日本心身医学会の論文
- 1992-04-01
著者
-
矢富 直美
東京都老人総合研究所精神医学部門
-
矢富 直美
東京都老人医療センター
-
新名 理恵
東京都老人総合研究所痴呆介入研究グループ
-
矢冨 直美
東京都老人総合研究所
-
本間 昭
北海道医療大学 大学院 看護福祉学研究科
-
本間 昭
東京都老総合研究所精神医学研究室
-
本間 昭
東京都老人総合研究所精神医学部門
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