甘味の受容体を探る : その生化学的アプローチ
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概要
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甘味物質との結合能を指標として、味蕾を含む組織から甘味の受容体を単離・精製しようとする生化学的な研究によって、受容体候補としてのタンパク質がいくつか姿を現しつつあるが、動物種を超えて共通に理解できるような姿にまでは至っていない。一方で、分子生物学的手法によって味受容体の候補がクローニングされているが、それらの機能はいまだ不明のままである。ここ30年間の生化学的な研究を中心にその成果を検証し、受容体研究の現在の課題を探る。
- 日本味と匂学会の論文
著者
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- 化学総説40(日本化学会編), 味とにおいの分子認識, 栗原良枝, 小林彰夫編, A4変形, 230頁, 4,800円, 学会出版センター, 1999年2月, ISBN4-7622-2915-6
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