一緒に音楽しよう : 登校拒否学級の生徒たちとのバンド結成から学んだこと
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概要
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バンド結成へ至った登校拒否学級の生徒たちとの,週1回の授業を中心としたかかわりの経過をまとめ,登校拒否児の自己表現援助の方法を探った。教師が自分をさらし,生徒たちと互いに安心できる空間・時間を共有する。生徒たちの自発を尊重していくうち,次第に彼らの自主性が発揮され始め,演奏活動に参加するようになっていったと考えられた。今回のかかわりを通して,これからも学校という場で,自己表現のひとつとしての音楽を,子どもたちと感じ,体験し,共有していきたいと確認した。
- 北海道教育大学の論文
- 1995-03-10
著者
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