面接調査から見た結核教室の指導効果 : 初回入院患者の集合教育前後の比較
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概要
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本研究は,結核と診断され入院した患者に対して行われる結核教室の指導効果について検討したものである。当院での患者教育として,入院早期に患者自身が結核への理解を深め,自己管理が行えることを目的とした結核教室を受講してもらい,十分な認識をして療養生活が送れるようにしている。ここでは患者の教室受講前と受講後の結核教室での指導効果の有効性について検討し,5事例の患者の比較分析をしたところ,結核教室受講後は正しい疾患の知識を持ち,病態の理解を深めることが出来た。また疾患を完治させる必要性や,具体的な予防法の理解ができ,服薬の注意事項や規則正しい生活についても認識を高めることができた。
- 広島文化学園大学の論文
- 2002-09-27
著者
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