界面電気現象における交流法
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概要
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硝子毛細管中の電気二重層を機械的に振動すると両端に交流電圧が発生する.この現象を一般に"u-効果"と言う.この内ガラス-液体界面の場合は"u-効果I"と呼び,水銀-塩類溶液界面の時は"u-効果II"と呼ぶ.前者の場合は交流流動電位を発生し,後者の場合は水銀-溶液間の二重層の交流コンデンサー電流を発生する.u-効果II交流法によって流動電位を測定することができ、測定法の簡易さ測定値の正確度に於ては、従来の直流法におけるよりも勝れている.u-効果IIを利用して水銀-溶液界面の電気二重層容量測定の新しい方法が考え出された.u-効果I並にIIは色々の種類の機械-電気勢力変換装置に用いられる.例えば,我々は水中聴音機、ピックアップ等にu-効果IIを採用した.そして特筆すべきことは,これらu効果利用の機器は従来使用されたロッシェル塩利用機器と同等かそれ以上の良い特性をもっている.
- 近畿大学の論文
- 1981-03-15
著者
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