SIMSOC (模擬社会)におけるゲーミング過程の比較 : 5つの事例から

元データ 摂南大学

概要

保有格差のある社会で,他者と交渉しあいながら,個人利害と集団目標の調整,集団間の協力や競争,個人利益と社会全体の福祉とのジレンマなどの問題に直面するSIMSOC(模擬社会ゲーム)を大学生に2回実施し,先に実施した3事例とあわせて,ゲーム社会の展開とその過程の共通点及び相違点をGamsonの理論モデルに照らして比較検討した。その結果,5事例ではGamsonの第2段階まで確認されたが,第3段階にまで至る事例は生じなかった。また,5事例に共通して,(1)貧困地域は貧しさを武器に,豊かな地域の援助を当然の既得権と考える,(2)生計自給率が高まると,自警団の結成が促進され地域間の対立抗争が激化する,ことが認められた。

著者

山岸 みどり 大阪国際大学経営情報学部
吉野 絹子 摂南大学
吉野 絹子 摂南大学経営情報学部
山岸 みどり 大阪国際大学

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