ヒメウズラ集団における遺伝的変異性の評価とウズラとの比較
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概要
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ヒメウズラ集団における遺伝的変異性の評価のために,34座位により支配される酵素と蛋白質を澱粉ゲル,あるいは寒天ゲル電気泳動法で分析した。調べた座位の内,5つ(ADH, ME-I, 6Pgd, Es-4及びEs-5)は多型であり,29は単型であると判定された。多型座位の割合と平均ヘテロ接合体率はそれぞれ0.147と0.048であった。これらの値は木村と藤井(1989)が鳥類について概算した値の範囲内にあったが,彼らが計算した近縁種のCoturnix japonicaに比べて明らかに低かった。Nei(1975)の式により計算した遺伝的距離は0.1621であった。
- 岐阜大学の論文
- 1991-12-25
著者
-
木村 正雄
岐阜大学農学部生物資源生産学科
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佐野 晶子
聖徳学園女子短期大学
-
後藤 みゆき
岐阜大学農学部生物資源生産学科
-
CHENG K.
ブリティッシュ・コロンビア大学
-
Cheng K
British Columbia Univ. Vancouver Can
-
木村 正雄
岐阜大学農学部家禽畜産学科家禽育種学研究室
-
木村 正雄
岐阜大学農学部
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