矢作川下流部の一次生産
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概要
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矢作川はかつて,河川の濁りが著しく,SSは約100 ppm 以上の観測結果がある。最近では,かなり改善され,透明度も高くなりつつある。しかしながら,BODは昭和40年代に比較し,横ばいないし,やや増加の傾向にあり,かつ窒素・リンは非常に大きい。この様な富栄養化の著しい矢作川下流部とその支流鹿乗川において,一次生産量を測定した。矢作川下流部の付着藻瀬(付着板法)の成長量は春季の結果では,全測定期間(0〜15日間)で73〜301 mgchl.a・m^<-2>・day^<-1>であった。また,付着藻瀬(付着板法)の光合成活性は2〜250mg0_2・mgchl.a^<-1>・hr^<-1>で総生産量は340〜2100 mg0_2・m^<-2>・hr^<-1>となり,富栄養化は著しいと考えられる。
- 名古屋女子大学の論文
- 1985-03-01
著者
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