III-Condition 行列の固有値計算に関する誤差改善法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
行列の固有値を電子計算機を用いて計算すると誤差が生じる。誤差の評価は,条件数で評価することができる。本論文においては文献(2)による多項式の誤差限界を表す式をもとに,文献(1)における等間隔極配置に対するIll-condition行列の誤差改善法を考えた。N次元の相異なる実数の固有値をもつ行列に対して,誤差限界式は固有値をλ_k(k=1〜n)とし,特性方程式の係数をa_i(i=O〜n)とすると|Δλ_k|≦2^<-t>Σ^^n_&ly;i=0>|a_<i+1>|・|λ_k|^i/|f'(λ_k)|となる。誤差限界式を応用し,固有値の平行移動及びK倍移動を行なうことにより固有値の誤差を減少させる方法を考察した。
- 敬愛大学・千葉敬愛短期大学の論文
著者
関連論文
- 金属棒の熱伝導についての一考察
- B211 静電気を利用した発電器具の教材としての利用について
- 静電気を利用した簡単な発電装置 : 出力発生メカニズムの定性的解析
- 多項式の係数入力誤差に対する根の誤差を減少するための合成関数の利用について : 指数関数使用の場合
- 多項式の係数入力誤差と根の誤差およびその対策
- 誤差限界式を用いた多項式の数値計算における根の反復誤差改善法
- 〈研究ノート〉バックプロパゲーション・ニューラルネットワークにおける学習率について
- 〈解説〉ニューラルネットモデルのバックプロパーゲーション学習について
- 誤差限界式を応用した多項式の実根および複素根を求める数値計算における誤差改善法
- III-Condition 行列の固有値計算に関する誤差改善法
- ニュートンーラプソン法の初期値設定法