依頼表現方略の分析と記述 : 待遇表現教育への応用に向けて
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概要
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「依頼」という表現行為は「自己の実現したい事柄を他者の好意による行為によって叶えられるよう働きかける表現行為」と規定できる.本稿では依頼表現を待遇表現生成の観点から分析するために, 依頼の「相手」と依頼内容である「用件」の二つの要素をレベル別に分類し, それぞれを4段階の数値で表してみた.そして, その数値の組み合わせで決まる「コード値」によって, 依頼表現としての談話の流れを「表現機能」の展開形で示すことにより, 「依頼表現」を客観的にとらえる試みを示した.
- 早稲田大学の論文
- 1993-03-25
著者
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