スカンジナビア地方における第2言語としての英語の重要性
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概要
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日本では,英語はあくまでも受験のための一教科として学習されることから,入試が終われば,その存在も薄れてしまうのが現状である。これに対して,スカンジナビア諸国における第2言語としての英語の果たす役割は全く異なる。これらの国々おいては,英語の教授法があらゆる点で日本のやり方とは異なるほか,英語はもはや人々の日常生活においては欠かすことのできない言語となっている。これらの地域では,大学や研究機関における使用言語として,あるいは移民や外国人とのコミュニケーションまたは文化的対立の解決手段として,さらには諸外国との貿易時の共通言語として英語の必要性が重要視されているとともに,他のヨーロッパ諸国に隣接しているという地理的条件や国際化が進む社会情勢などを背景にますますその重要性が高まりつつある。本論文では,そういったスカンジナビア地方において英語が果たす極めて重要な役割について,現地でのビデオ・インタビュー,およびアンケート調査結果に基づいて述べる。
- 北海道東海大学の論文
著者
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コーゲン アラン
School Of International Cultural Relations
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コーゲン アラン
Research Institute for Higher Education Programs
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