電話機デザインの系譜 : 来し方・行く末の考察・・・日本の場合
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概要
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A・G・Bellが電話を発明後,各国で電話事業化がなされつつあった頃,1 : 1のtelephone(電話)を無理矢理mass-comunnication mediaとして拡張させようとした史実がある。日本に渡来した電話は,諸外国でみられた試行錯誤はみられず,ひたすら科学技術としての電話に追いつくことだけを考えて,模倣の歴史を重ねた。21世紀にそなえてNTTを中心とした通信情報化ビジョンは,1 : 1で応答する道具(電話機)から1 : nあるいはn : nの,または複合体のtele-communication mediaへ多様な変化をみせようとしている。電話機デザインの史実を辿りながら行く末を考察した。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 1993-03-31
著者
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