<研究論文>街路のデザイン考 : 19世紀パリにおける美化の視点
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概要
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パリ市の街路は19世紀から大きな変容をみせた。そこには4人のキーマンがいた。E.R.プペル,ヴィクトル・ユゴー,ルイ・ナポレオンであり,G.E.オースマンである。彼らは一様に街路(悪路)を嘆き,清潔化-美化を訴え改革を提言し実施した。1章では4人の「清潔革命」の各々を考察し,2章において当時の人々の衛生観念確立までの経緯を考察,3章では街灯をもって清潔化-美化のツールとしながらも技術に翻弄された史実を考察し,終章においては「人間のための街路」を展望した。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 1997-03-31
著者
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