植物纖維原料の醗酵精練に関係する微生物 : 第 5 報 大麻原料の熱処理の醗酵液に及ぼす影響
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概要
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ペクチン質分解作用を有し, 或は有せざる特殊の好気性微生物を移植する大麻の集殖醗酵静練に於て原料を浸漬前に5分間煮沸水に入れる事に依り浸漬液の使用回数を延長せしめる事が出来る。之は加熱処理に依つて予め原料中に存在する雜菌の繁殖を抑制し, 耐熱胞子細胞の形で存在する有用嫌気性細菌(CL. SPHENOIDES SP.等)と浸漬の初回に移植した好気性微生物との共棲状態の下に浸漬液を長く活性に保つ事が出来るからであると推察される。
- 京都府立大学の論文
- 1953-09-01
著者
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